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コンパスの機能インデックス

電子航法の世界では、いまでも機械式コンパスと印刷された地図を用いる方法が最も信頼性のあるナビゲーションとして用いられます。

機械式または電気式

GPSによるナビゲートは新しい手法です。まだ電気式装置には欠点があり、注意とバックアッププランが欠かせません。電池切れ、ソフトウェアのバグ、デジタルマップの紛失、破損といったさまざまな理由から、迷子になる危険性が潜んでいます。

スント アナログコンパスは、標準的な地図とあわせて非常に速く、そして簡単に使うことができ、高価なデジタルマップは必要ありません。ナビゲートの基本を理解し、スント コンパスを持つだけで、自信を持ってトレイルを遂行できます。GPS機能をお楽しみください。でも、知らないところに行くときは、信頼できるアナログコンパスをお忘れなく。

宝石軸受

コンパスのスピードと精度には低摩擦であることが必須です。スントは全てのコンパスに良いパフォーマンスと長い製品寿命を与えるため、硬鋼製ピボットから保護するために宝石製の軸受を採用しています。

感度、速度、信頼性の要件に応じて、めのう、サファイア、ルビーのいずれかの宝石が選択されています。

スント コンパスのピボットは、機能がマグネットの妨害を受けることなく最大のパフォーマンスを発揮するように鋼で特別に製作されています。もちろんスントピボットのデザインも、パフォーマンスをより向上させます。

液体が充填されたカプセル

濡らさなければ、マニュアルコンパスの利用は困難です。液体によって、磁気インジケータが速やかに安定します。スントの設立者であるトゥオマス・ヴォホロネンは、1936年に産業製品として液体をコンパスカプセルに充填する方法を開発するという非常に画期的なことを成し遂げました。

スントでコンパスに使われる液体は、磁針が動かなくなることを避けるため大きな温度帯でオーバーダンピングするように作られています。液体で充填されたカプセルは、腐食や湿気から守るために密封され、水中でも常にダンピングを行います。

傷に対する強度

スント コンパスのカプセルは傷つきにくいアクリルからできています。どのアウトドアグッズでもそうですが、カプセルには傷がそこらじゅうに付きます。でも、心配は無用です。柔らかい布かアクリルポリッシュで表面を補修できます。

スント コンパスは、防虫剤などのアルコール物質で絶対に手入れしないでください。アルコールはアクリル材を傷つけることがあります。毎日の清掃には、水と中性洗剤だけを使用してください。

特殊マグネット

スント アナログコンパスには、磁石のために特別生産されたヨーロッパ製の鋼合金で作られた磁針が使われています。一部のコンパスデザインでは、最大の磁力を得るために、希土類合金製のマグネットが利用されています。

スントが用いる特殊なマグネットは、素早いナビゲート(磁針の素早い動き)を実現するために、強い磁力がコンパスの製品寿命まで保たれます。磁気材料は力の消失もしくは極性の変更への抵抗を最大にします。

ルミネセンス機能

スント アナログコンパスは、日没後も続けるアウトドア活動のためにデザインされています。スント コンパスのルミネセンス マーキングで、夜間でもナビゲートを継続することができます。

多くのルミネセンスマークには、長時間の発光のためにストロンチウム - アルミナに由来する着色料が利用されています。そして、他の機能と同じように、ルミネセンスには良い点が他にもあります。コンパスが暗闇に落ちてしまっても、マークで簡単に見つけられます。光源が無くなっても、発光マークにより方向を見失うことはありません。

出発する前に、ライトをコンパスにあて、ルミネセンスマークが問題なく使えることを確認してください。

バランシング ゾーン

地球の磁界は、磁気極の間で同じように広がっている訳ではありません。極に近づくにつれ局所磁界線が傾き、どちらの極でも完全に垂直に浮かぶ状態になります。

磁界における自然傾斜を補うために、スント コンパスでは2つのバランシングシステムのうちいずれかを採用しています。そのひとつは、北半球でも南半球でも磁針平衡調整する二ゾーンシステムです。

ふたつ目は、独自のグローバルバランスシステムです。ひとつの磁針がバランスを取り、世界のどこでも機能します。これは、磁針とマグネットを別々に傾斜させることができるという画期的な設計により可能となりました。

バランシング ゾーンについてについてもっと詳しく。

偏角の補正

地図では、真北、つまり北極に基づいて方向を示します。磁北は全く違う場所であり、この2つの違い(角度)を偏角と呼びます。

東偏角とは、局所的に磁界(したがってコンパスも)が真北の左の方向を差すことを意味します。西偏角は西を指します。

多くのスントアナログコンパスは、固定式か調節式の偏角補正を提供します。ナビゲートを開始する前に、信頼できる情報源から、現地の偏角を必ず確認してください。偏角角度は、地球の磁場の変動によってゆっくりと経時的に変わります。

偏角の補正についてもっと詳しく。

 

ベースプレート機能

丹念に設計されたベースプレートは、良いだけのコンパスと優れたコンパスの違いを際立たせます。沢山の特徴をもつベースプレートをもつスント アナログコンパスで、ナビゲートをより簡単に行うことができます。

ベースプレートの地図目盛により、2つの地点の距離を計算することができます。一部のベースラインには、ベースプレートを通して地図にマークを正確に追加するための穴が用意されています。その他にも、拡大レンズ、スキッドプルーフフィートといったより便利な機能を搭載したモデルがあります。

ベースプレートについてもっと詳しく。

オリエンテーリング用コンパス

スントArrow コンパスは、特にオリエンテーリング競技用にデザインされています。このコンパスは、2つの希土類磁石による二重軸受フォリオ磁針を利用しており、走っている時でも磁針を素早く安定させます。

また、簡単に地図を読むことができるよう、マークは最低限になっています。また、オリエンテーリング用の地図には磁北を示す子午線が記載されているため、偏角補正は搭載されていません。水平にすると、スント Arrow コンパスは最適に機能機能します。

ミラーコンパス

スント アナログコンパスには、コンパスカプセルにより保護強度を高めるだけではなく、ナビゲートの手段を追加で提供するミラーが搭載されています。

ミラーコンパスを目の高さまで持ち上げ保持することにより、目的物とコンパスの両方を視野に入れ同じ視点からみることができるようミラーを調整することができます。

ミラーは、日光を利用して長距離間の信号伝達を可能にする便利な道具でもあります。衝撃に強い材料で作られているミラーカバーが、コンパスをさらに保護します。カバーをすべて開くと、長い直線ができ、地図上で長距離を示すことができます。

ミラーコンパスについてさらに詳しく。

傾斜計

一部のスント コンパスには、傾斜もしくは垂直の角度を測定する傾斜計が搭載されています。坂道の角度を計測しなければならない不整地でも傾斜計は役に立ちます。

坂道の上下を正確に知ることで、等高線のある地図上で自身の位置を知ることができます。これは、雪崩のリスクを見極めなければならない場所でも非常に役立つ情報です。ただし、そのためには他のスキルや知識も必要になります。

傾斜計は、物体の高さを三角法を用いて計測するためにも利用できます。